6/30 鴨川市の小学校にて株式会社ニッピの授業を実施しました
授業のテーマは「牛肉を食べても牛にならないのはなぜ?」
肉を食べると、筋肉になる?じゃあ、卵を食べると、卵になる・・?草を食べている牛は、草になる・・?そんな不思議な問いかけから授業は始まります。
骨や皮、筋肉に多く含まれる「コラーゲン」を題材に、体のつくりや、消化のしくみを学び、食べたものをバラバラにして、自分用の材料に作り直していることを学んでいくプログラムになっています。
プログラムを開発、実施しているのは株式会社ニッピのバイオマトリックス研究所のスタッフのみなさん。日々、牛や豚のコラーゲンやゼラチンの研究をしているため子どもたちの難しい質問にもどんどん答えます。
今年で参加3年目になりますが、毎年新しいメンバーが増員されています。ベテランから若手へ、実験教室への思いは着実に広がってきています。
授業を終えたスタッフの方へ、実験教室への想いを伺いました。
ー実験教室の魅力は?
普段仕事で行っている実験を、子どもたちに教えると、とても新鮮な反応が返ってきます。そこから、私たちも新たな事に気づけることがとても魅力的です。また、小学生に説明するために、わかりやすく噛み砕いていくことで、その内容について自分の理解も深めることができています。(磯部さん)
ー実験教室で気をつけていることは?
科学者として最先端の科学の内容を分かりやすく噛み砕いて子どもたちに伝えるときに、絶対にウソにはならないように、でも難しくなりすぎないように気をつけています。(佐々木さん)
ー実験教室に参加して自分にプラスになったことは?
普段、研究所内や学会では、聞き手がある程度分かっているという前提で話をしています。しかし、今回小学生を相手に授業をしてみて、わからない人にどのようにすれば分かりやすく話ができるのかを、スライド作りの段階から相手のことを考えてプレゼンテーションを作るようになりました。そこがプラスになった点だと思います。(多田さん)
ー実験教室に参加して伝えたいことは?
子どもたちの科学への基礎的な心をしっかりと伝えておくことが、資源の少ない日本では特に重要だと考えています。そういった意味で、科学教育にしっかりと携わっていきたいと考えています。(楠畑さん)
ー実験教室に企業として参加する意義は?
小学校で授業をするということは、企業の宣伝ではなく、企業が子どもたちを通して社会とつながる活動だと考えています。これからの社会での企業の発展性を問う時には、社会的な信頼はとても重要です。売る立場と消費者、というだけではなく、信頼関係を築いていける企業が、これから先ずっと力強く続いていく企業だと考えています。この事業は子どもたちに、自分たちの会社を知ってもらい、中にいる人間を見てもらえるという非常に良い機会です。そして、継続的にずっと続けるということがこの活動の本質的な価値だと考えていますので、これからも活動を続けていきたいと思います。(山本さん)